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薬剤師岡田の「俺に聞けっ!」 第5回

VOL. 70

薬剤師岡田の「俺に聞けっ!」 第5回

~栗原店 岡田 より~

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みなさん、こんにちは!

最近寒い日が続きますが、風邪など引いていませんか?

風邪の予防には手洗い、うがいはもちろんのこと、栄養と睡眠も大事ですよ。

抵抗力が下がらないよう、この冬を乗り切っていきましょう。

では、第5回いってみましょう。

 

・サプリメントの種類が多すぎて何を選べばいいのやら?

コンビニの弁当、麺類や丼物が中心の外食といった食生活を過ごしている現代人は、カロリーはしっかりとっているけれど、ビタミンやミネラルは不足しがちといえます。

サプリメントは栄養補助食品。食事だけでは足りない栄養素を身体に補います。

しかし、いまや店頭や通販などではさまざまな種類のサプリメントが販売されています。サプリメントの正しい摂り方の知識が必要といえます。

 

サプリメントには、たくさんの種類がありすぎて、どれを選んだら良いか迷ってしまいそうです。

まず基本としておさえて欲しいのが1日に身体が必要とする基本の栄養素をバランスよく組み合わせたベースサプリメント。「ベースサプリメント」や「マルチビタミン」「マルチミネラル」といった名称で店頭に並んでいます。

ベースサプリメントはその名の通り、からだの土台(ベース)を整えます。ベースサプリメントを摂ったうえで、身体の調子や改善したい不調に合わせたサプリメント「オプショナルサプリメント」を摂ると良いでしょう。

 

[ベースサプリメントのポイント]

ビタミンB群やビタミンCといった水溶性のビタミンは、多量に摂取してもすぐに尿中に排泄されるので過剰摂取の心配はありませんが、ビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンは、摂りすぎると脂肪に蓄積し、身体の調子を整えるどころか逆に過剰症になって体調不良を引き起こすこともあるため摂取量に注意を払う必要があります。

その点、ベースサプリメントなら、1日に必要な量がバランスよく配合されているため、脂溶性ビタミンを摂りすぎる心配がありません。

[ベースサプリメントの注意点]

基本はバランスのとれた食事です。食事をした上でサプリメントは栄養補助として摂ります。

身体の悩みや体調に合わせてベースサプリメントに加えて摂るべきオプショナルサプリメントを紹介します。

 [アンチエイジング]

抗酸化作用のあるサプリメント

コエンザイムQ10、アセチルLシステイン、αリポ酸

皮膚の健康をサポートするサプリメント

 ヒアルロン酸、ビタミンC、亜鉛、コラーゲン

男性のためのサプリメント

亜鉛、のこぎりやし、いちょうの葉(ギンコビローバ)、マカ

 DHEA、プレグネノロン(ホルモン系)

女性のためのサプリメント

大豆イソフラボン

 DHEA、プレグネノロン(ホルモン系)

脳の働きを活発にするサプリメント

いちょうの葉(ギンコビローバ)

[ダイエット]

コレステロール代謝のためのサプリメント

ナイアシン

ウエイトコントロールのためのサプリメント

ガルシニア、L-カルニチン

[身体の調子を整える]

デトックス作用があるサプリメント

DMSA

酵素の働きを補助するサプリメント

ケルセチン

免疫力をアップするサプリメント

インドール-3-カルビノール

腸内環境を整えるサプリメント

乳酸菌、アシドフィルス、食物繊維

睡眠改善のためのサプリメント

メラトニン、バレリアン

[サプリメントの飲み方]

サプリメントは、空腹時に飲むと強い胃酸の影響を受けてしまうので、空腹時に飲むよう指導されたサプリメントを除き、食事中や食後に飲むようにしましょう。

飲みすぎるとよくないサプリメント

脂溶性ビタミン……ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE

 

・便秘で悩んでいます。対処法はどのような物がありますか?

一般的に、便秘薬(瀉下薬)とは、腸の内容物を軟らかくして排泄を容易にしたり、あるいは、腸に直接働いて蠕動運動を促進する作用を持つ薬剤を指します。

便秘薬は、作用効果の強さにより、緩下薬(比較的効き目が穏やか)と峻下薬(比較的効き目が激しい)とに分かれますが、作用部位でみた場合は、小腸性下剤と大腸性下剤とに分類することができます。

また、作用のしくみといった側面からは、下記のように分類されます。

 

[塩類下剤]

浸透圧の作用で腸内に水分を留め、便を軟らかくし、量を増やすことで腸に刺激を与え、便意を起こさせます。大量の水と共に服用するとより効果的です。

習慣性が少ないため長期服用も可能な薬剤ですが、適量を超えて服用した場合や腎臓に障害がある場合は、高マグネシウム血症を引き起こし、血圧低下・嘔吐などの症状があらわれる危険性があります。

また、効果があらわれるまで比較的早く作用するのが特徴です。

(酸化マグネシウム・硫酸ナトリウム・クエン酸マグネシウム・酸化マグネシウムなど)

 

[膨潤性下剤]

食物繊維と同様の作用があり、消化管内で水分を吸収して膨れ、腸の内容物の容積を増やし、腸に刺激を与えるため、弛緩性便秘に適しています。

習慣性はありませんが、作用が穏やかなため他薬と併用することが多い薬剤です。最大効果は2~3日連続使用した後に出ますので、コップ1杯以上の水で、就寝前に服用するようにしましょう。

また、妊娠時においては、早産や流産の危険性があるため、使用時には特に注意が必要です。

(カルボキシメチルセルロース・プランタゴ・オバタ種皮など)

 

[湿潤性下剤]

界面活化作用で便の表面張力を低下させることにより、水分を浸透させ、軟らかくしますが、単体では効果が弱いため、刺激性下剤と併用される場合が多くみられます。

また、効き目も穏やかで副作用がほとんどないため、高齢者にも安心して使えますが、脂溶性ビタミン剤の吸収障害には注意が必要です。

効果があらわれるまでには、8~12時間かかります。

(バルコゾル・ジオクチルソジウムスルホサクシネートなど)

 

[刺激性下剤]

直接、大腸の腸壁を刺激して腸の蠕動運動を促しますが、作用が強く、習慣性があるのが特徴です。

刺激性下剤の長期使用は、大腸内膜に異常な変化をもたらす上に、依存症を引き起こすため、腸弛緩症候群を起こしがちです。市販の便秘薬は、ほとんどがこの刺激性下剤ですが、服用は短期間にとどめる必要があります。

また、オピオイドなどの便秘を起こしやすい薬を使用している人には、刺激性下剤は便秘予防薬として効果がありますが、効果があらわれるまでに、8~12時間かかります。

(ヒマシ油・フェノバリン・ビサコジル・センナなど)。

 

 ・特定保健用食品を教えてください

[特定保健用食品とは?]

特定保健用食品とは「食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」をいいます。

栄養改善法 に基づき、厚生大臣の許可を受けなければならないものとして、平成3年9月1日からスタ-トしました。現在では健康増進法に基づき運用されています。

特定保健用食品は身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含んでおり、血圧、血中のコレステロール、お腹の調子などが気になる方が、健康の維持増進や特定の保健の用途のために利用する食品です。

 くくりとしては保健機能食品のうちの個別の許可を得た特定の保健に役立つ食品ということになります。

 

[特保マーク]

保健の効果を表示する場合には、国において個別に生理的機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性等に関する科学的根拠に関する審査を受け、許可を受けることが必要になります。

許可されたものには、厚生労働大臣の許可証票がつけられています。

同じ成分を含んでいても、許可を受けていないものは特定保健用食品と名乗ることはできません。

 主な表示内容  主な保健機能成分
 お腹の調子を整える食品  各種オリゴ糖、ラクチュロース、ポリデキストロース、グアーガム、サイリュム(サイリウム)、乳酸菌
 血圧が高めの方の食品  ラクトトリペプチド、カゼインドデカペプチド、ゲニポシド酸
 コレステロールが高めの方の食品  大豆たんぱく質、キトサン、低分子化アルギン酸ナトリウム
 血糖値が気になる方の食品  難消化性デキストリン、小麦アルブミン
 ミネラルの吸収を助ける食品  CCM(クエン酸リンゴ酸カルシウム)、CPP(カゼインホペプチド)、ヘム鉄
 食後の血中の中性脂肪を抑える食品  ジアシルグリセロール
 虫歯になりにくい食品  パラチノース、マルチトール、キシリトール

 

今回も盛りだくさんな内容でお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

ぜひ参考にしてみてください。

それでは、第6回でお会いいたしましょう!

 

 

 

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