VOL. 111

こんにちは、販促企画課ネット通販の小林です。
毎日寒いですね。
ネット通販の作業上、商品の回収のため、毎日必ず外に出るんですが、
さすがに上着なしで外出するのは厳しくなってきました。
在庫を保管している倉庫が、屋内なのにかなり寒いんです…。
前回のコラム、感想を下さった方、ありがとうございました☆
とても嬉しかったです。
さて、ではさっそくですが、前回の続きからお話していきます。
カメラを手に入れ、正しい構え方もマスターした私はいよいよ本格的にクラブに参加します。
クラブ紹介で見せてもらった写真がモノクロだったから、
クラブで使うフイルムはもちろん、モノクロ写真用のもの。
このモノクロ用フイルム、カラー用のものよりネガの部分が黒くて硬いんです。
(カラーのフイルムのネガは茶色っぽいんです。)
モノクロ写真なんてあまりニーズがないので、
品数も、置いてある店も少なく、どこで買えるのか探し回りました。
さらにお値段もカラーのものより断然高かったので、
モノクロフイルムが置いてある店の中でもどこが一番安いかというところまで、
同じ部に入った友人と一緒に吟味したのもいい思い出です。
初めてモノクロ用のフイルムを買ってから、友人とモノクロ写真の撮影に行きました。
でも、何を撮ろうか、どういう風に撮ろうか、
すごく悩んでなかなかシャッターが押せなかったのを覚えています。
そういえば、フイルムのカメラを使っていた頃は、
1つのフイルムで24枚や36枚などと限られた枚数しか撮れなくて、
とりあえず撮ってみたり、撮ったものを確認したり削除したりできないこともあり、
慎重に写真を撮っていたような気がします。
それを思うと、撮ったものをすぐ確認できたり、削除したりできるし、たくさん枚数取れるし、
デジタルカメラってほんとに便利ですよね…。
写真を撮って、フイルムの枚数分撮ったら、現像するために部室である暗室に持っていきます。
何本かたまったら、月に数度のクラブの時間にまとめて現像していました。
といっても、現像の処理はほとんど顧問の先生がやっていたんですが。
現像したフイルムをチェックして、主に顧問の先生が興味を引いたものが現像の対象となり、
実際に写真に焼かれます。
そしてそれが文化祭での展示作品の候補になって、文化祭直前に選考され、
選ばれたものは、場合によっては焼き直しされます。
印画紙(写真を焼き付ける用紙)にフイルムの画像を焼き付け、すぐに、
ムラにならないよう注意しながら現像液に浸して、液をなじませるために
大きいピンセットでツンツンとつついていると印画紙の表面にじわーっと陰が浮かんできます。
さっき焼き付けた画像が、黒色の濃いところから浮かび上がってきて、
フイルムで見ていた小さな世界が4ツ切りの印画紙に再生されていきます。
この様子を初めて見た新入生はみんなはおお~~っ!!!と盛り上がります(笑)
もちろん私も、その様子に釘付けでした(笑)
私の撮った写真も、高1、高2の2年の間に、文化祭に向けて何枚か焼かれました。
お粗末ながら、これがその一部です。


撮った写真と、モノクロフィルムのネガたちです。
自分の、へったくそな構図の写真でも、
モノクロ写真にするとなんかそれっぽく見えるのは不思議ですね!
初めて写真を焼いてもらった時は、感動して、なんか嬉しくなって、
もっといい構図で写真を撮ろう、といっそう張り切ったのを覚えています。
ですが、高2の春、そんな私に悲劇が訪れます。
父から譲ってもらった一眼レフでいつもどおり枚数いっぱいまで撮り終わったフイルムを
部室に提出し、現像を待ちました。
そして、現像されたたくさんのフイルムの中に、1本だけ、なにも写っていないフイルムが。
部員一人ひとりが、これは自分の、とより分けていくと、私のだけ見当たらず、
どうやらその何も写っていないそれが私のフイルムらしいと判明しました。
フイルムが感光して真っ黒になっているわけでもなかったので、
蓋が壊れているわけではなさそうです。
調べてもらったところ、フイルムを巻き取るところが壊れてしまっていて、
直さないと使えないという結果が出ました。
そして、その修理費が、見積もりを出してもらったら1,2万円位したと思います。
そんなお金を出す余裕はなかったのと、
どうせなら修理するよりも、もう少しお金を出して新しいのを買った方が
性能もいいのが手に入りますよというカメラ屋さんの言葉で、
父からもらった一眼レフはそのままお蔵入りとなってしまいました。
それ以降、ふつうのコンパクトカメラを親から借りて写真を撮ることにしましたが、
第1回でもちょっと説明したように、
コンパクトカメラは、のぞいた映像と写真に写る映像が違うので、どうもしっくりきません。
やっぱり一眼レフって普通のカメラと違うんだなぁ、と実感しました。
シャッター音も、なんだか味気ない。
パシャッという小気味良い音が懐かしくなりました。
このことをきっかけに、一眼レフでもう1度写真を撮りたいという気持ちが強くなり、
カメラ屋さんにフイルムを買うついでに見に行きました。
ちょうど、デジタル一眼レフも普及してきていた頃だったので、
アナログの一眼レフとデジタル一眼レフが同じコーナーにずらりと並んでいました。
価格は軒並み10万円前後。あるいはそれ以上。
とても高校生が気軽に買えるようなものではありません。
でもまたこういうので写真を撮りたい…。
そして、ここである決意が生まれました。
―――大人になって、自分で稼げるようになったら、絶対に一眼レフ買うんだ…!
こうして、私の、一眼レフに憧れる日々が始まるのでした(笑)
→第3回へ続く
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